音楽
このメッセージという曲は、印象は暗めですが私が作った中でお気に入りの曲です。
愛がテーマで「時という流れ越えて、とどけ愛のメッセージ」という歌詞が存在
する曲です。
私が2018年から作っている「高潔の天使クリスタル」の物語には、
・男女の愛
・家族の愛
・世界の愛(町や国など、自分の周りにいる人々)
・宇宙の愛
・自己の愛(自分自身に対する許し)
これらの要素が入っています。大切なのはメッセージの歌詞にもある「越える」
です。物語の登場人物たちは、とにかく色々なものを越えることをします。
●主人公「ララン」
願いを叶えるために恐怖を越え、天使と悪魔の立場を越え、自分の使命を
果たそうとする人物。
●悪魔の「ケイ」
小さい頃の思い込みで出来た壁を越え、過去の過ちの苦しみを越え、自分との
葛藤に勝つ人物。
●悪役で登場する「リモナ」
自分の果たしたい望みの為なら人間界も悪魔界も、さらには天使界をも越えて
戦う人物。
音楽を通して「高潔の天使クリスタル」の世界観を想像して楽しんでみてください。
それぞれ約2分ほど聴けるようになっています。(^v^)
ここでは、曲たちが私の中に降りてきた時のことを書いています。
曲は私がシンセサイザーを使って作ったものですが、試行錯誤して作ったというよりは、私の中に聞こえて来た音楽をそのまま再現したという感じです。
私の頭の中で上映されている映画「高潔の天使クリスタル」に流れていた曲、という書き方で解説しているので、ちょっと変わった感じの説明ですが、私にとっては事実なのでそのまま書いています。
音源はシンセサイザーからの直の音源です。
1 高潔の天使クリスタル (テーマ曲)交差する思い
高潔の天使クリスタルの、映画のイメージが私に降りてきた時に、一番最初に聴こえていた音楽です。
つまり、この音楽から高潔の天使クリスタルは始まったわけです。
この音楽は、まるで、映画の宣伝のような立ち位置で、映像と交じりながら、私に降りてきました。かなり強いイメージで、受け取りました。
2 運命 (エピソード編)あなたに愛を
この曲は、私が頭の中で、この映画を繰り返し見るたびに、バックで聴こえていた音楽です。
実は、登場人物の「ケイ」が、気分のいい時に口ずさんでいた曲でした。
後に、この曲が、この高潔の天使クリスタルの、メインとなっている曲だと分かりました。バージョン違いで3曲、それぞれが違う印象で流れていました。
3 世界征服パレード (エビロの行進)ブラックサンタ
この、コミカルで可愛い印象の曲は、エビロという超科学組織にいる、悪魔をも超越する人物の「リモナ」というお爺ちゃんが、ドクロの要塞で街を飛び回るシーンで流れる音楽です。
ドクロが、クルクルと横回転しながら飛んでいく様子がコミカルで面白いシーンです。
4 運命 (悪魔王の復活編)強き真実の愛を
この「悪魔王の復活編」で流れる「運命」の曲は、一見すると、まったく違う曲のように聴こえるほど、アレンジが変えられているのが特徴です。
しかも、決意・覚悟・宿命など、かなり強いメッセージが詰まった曲になっています。
この物語に出てくる悪魔王は、悪い人ではなく、とても凛々しく、神に近い存在なので、その感じが、いい意味でよく出ている曲になっています。
5 世界への復讐 (エビロの真実)リモナの心
こちらも「エビロ」の曲なのですが、ブラックサンタというイメージで流れていた「世界征服パレード」とは真逆で、重々しい雰囲気になっています。
エビロの長老「リモナ」の、本当の姿が表現されています。
なぜ、「リモナ」が世界征服を始めたのか、なぜ、悪魔王の不死身の力を狙うのか、実はそこに、強い悲しみが隠れている事が分かる、印象深い音楽になっています。
6 運命 (人形劇編)永遠という愛を
若いカップルが見ている人形劇で、最後に流れた曲、これが、この映画のメインの曲だったという事が分かった時、本当の主人公は、天使のラランではなく、悪魔のケイだったんだと、理解した曲でした。
しかし、天使のラランも、悪魔のケイも、そして、エビロのリモナも、みんな、この物語の主人公であると言っていいくらい、素晴らしい人物達だと私は思います。
7 サウンドウェーブ (宇宙の始まり)愛の結晶
この曲は、「サウンドウェーブ」という私の描いた漫画のメインの曲として作ったモノで、それが、この映画の最後に宇宙の映像が写し出されている時に流れていました。
映像のイメージと、漫画で描いていたイメージと、確かに同じ印象。
この曲が、ここで流れるとは思っていなかったのですが、流れている映像に、とても合っていると思いました。
8 記憶の鼓動 (刻まれた時間編)エンドロール
この曲は、映画の最後に、エンドロールで流れていたもので、リズムがとても力強く、印象深い曲です。
この物語が、ただのファンタジーではなく、愛を表現した人間ドラマであることを印象付けている感じがして、私的に好きな曲です。
9 地球という名の星 (宇宙の海)エンディング
巨大なクラゲの宇宙船が印象深く、その周りを、たくさんの宇宙船がゆっくりと飛んでいるシーンで流れている曲です。
宇宙がとても綺麗で、穏やかで優しい、まさに「スターピース」というイメージの曲です。
この曲は、5年以上前に作った曲で、私のお気に入りの曲だったので、映画の一番最後に流れてきて、びっくりしましたが、「ああ、ピッタリだな」と、つくづく思いました。